エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20200714_日本経済新聞HL

 ポンペオ国務長官の言はその通りだが、米支冷戦は後戻りできないところまだ達している?

 

南シナ海巡る中国主張、米が公式に否定 「完全に違法」

<ポンペオ米国務長官は13日、南シナ海での中国の海洋進出に関して声明を出し「南シナ海の大半の地域にまたがる中国の海洋権益に関する主張は完全に違法だ」と批判した。米国が南シナ海での中国の権益などに関する主張を公式に否定するのは初めてとみられる。 声明は16年7月のハーグ仲裁裁判所の判決から12日で4年を迎えたのにあわせたもの。

ポンペオ氏は声明で「世界は中国が南シナ海を自らの海洋帝国として扱うのを認めない」とし、個別の係争案件に言及。

ハーグの判決に基づき、フィリピンと中国が主権を争うミスチーフ礁について「中国には正当な領有権や海洋権益はない」と否定した。

中国が主張するマレーシア沖のジェームズ礁の領有権やベトナム沖のバンガード堆、マレーシア沖のルコニア礁での権益などもすべて否定。「これらの海域での他国の漁業や炭化水素開発を中国が妨害するのは違法だ」と批判した。

16年7月のハーグ仲裁裁判所の判決は南シナ海問題に関する初の国際的な司法判断で、中国独自の「九段線」に国際法上の根拠がないと認定する内容。九段線はベトナム沖からマレーシア沖、フィリピン沖を囲む線で、中国が南シナ海で実効支配を広げる根拠としてきた。>