エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

安倍政権の現状をどう見るか

 10月1日の「消費税増税決断」以来、「TPP関税聖域放棄」、「靖国神社例大祭参拝見送り」と安倍総理とその政権を支持する中核と思われていた保守層の期待を裏切り続けているように見えるのが最近の政治情勢です。実際、昨年9月20日及び12月15日、そして本年7月20日の秋葉原街頭演説会に参集した若い支持者層に安倍総理を見限る動きが見え始めたという論評も見聞きします。

 安倍総理を支持しつつも、この方の本質は我が国の伝統的な国柄には相性の悪い「新自由主義者」であったのかもしれないと疑ってかかった方が良い局面なのかもしれません。そんなことを思っていたところ、北野幸伯氏のメルマガRPEで次のように指摘されているが印象に残りました。安倍総理が敢えて北野氏の指摘されているようなことまで考えて動いているのかもしれないならば、ここはしばらく(少し長い「しばらく」になるおそれもありますが...)様子見なのではないかと思ったのです。


===RPEから引用===

最後に我が国日本の進む道について書いておきましょう。以前、「日本が世界を救う4ステップ」でも書きましたが、日本の最重要課題は、


第1段階、尖閣・沖縄を狙う中国をどうするか?
です。

アメリカは、少なくとも日本の領土を狙っていませんので、まずアメリカと組んで、中国をなんとかしなきゃいけない。そのためには、インド、オーストラリア、東南アジア諸国にくわえロシアと組めばいい。


第2段階は、アメリカからの自立を果たすこと。

これもアメリカとケンカすることなく、「アメリカの衰退を補う」形で、徐々にやっていきます。


第3段階は、日本が「自立国家」になること。

そのためには、

・経済の自立(均衡財政、内需型経済)
・エネルギーの自立(自給率100% メタンハイドレート、藻油などにより)
・食糧の自立(自給率100% =国民が飢えないだけの供給力を確保しておくこと。別に輸入を禁止するわけではない。)
・軍事の自立(自国は自国で守れる体制をつくる)
・精神の自立(自虐史観からの脱却、世界一の道徳国家)

これらをやっていかなければならない。


そして、いよいよ第4段階で、日本は世界を救います。
その時、アメリカも中国もボロボロになっているでしょう。

日本がそれまでに「自立国家」になっていれば、アメリカ幕府の天領ではなく、「独立国家」として、あらたな世界秩序の構築に参加できるかもしれません。新体制には、「戦勝国」(米英中ソ)と「敗戦国」(日独)という差別がありません。その時、日本はようやく「敗戦の呪縛」から抜け出すことができるのです。

===RPEから引用終わり===