エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

メモリー増設−その5−

Silver Weekの5連休中の一日、久々にPC Memory増設に挑戦。この半年余り、Memory 512MBの愛機Desk Top(NEC)およびNote(HP Compaq)がそろってとてつもなく遅くなっていた。この問題を何とか解決したいと思っていたのだが、原因はどうもMemory不足にあるのではないかな、と薄々勘付いてはいた。しかし、確信には至らず、手を拱いていたわけだ。半年以上もこんなことでいらいらしていたのは、機械オンチの悲しさである。

さて、どうしたらPCを遅くしている真犯人がMemoryにあるということがつきとめられるかだ。これには、Task Managerを使うと良い。Ctrl+Alt+DeleteでこのTask Manager画面に入る。その中にあるPerformance Tabを選択。そこで、KB表示の物理Memoryをみる。次に、MB表示のPF使用量を見てみる。これらをざっと比べてみて、物理Memory<PF使用量になっていたらMemory不足とみなしてよい。今回の事例では、512MB前後の物理Memoryに対して、PF使用量が常に700MB台になっていたので、明らかなMemory不足だったみたいだ。

ちなみに、Memory容量512MBと言えば、3年も遡るとそれなりの能力だったはずだ。これが全然使い物にならなくなっていた最大の理由はProviderと契約している常時接続SecurityなるVirus Softであったこともつきとめることができた。試しにこのSoftを無効にしておくと、200MB位上記Task ManagerのPF使用量が減って、512MB Memoryだけでかなり快適に作動するようになった。

早速、Memory増設作業に入らなければならないのだが、ここで慌てて規格違いのMemoryを買っては、お金を捨てるも同然の行為になる。また、Memoryの規格は合っていても不具合が生じる相性問題というのも考慮に入れておかなければならない。素人が一人で取り扱うには非常に厄介な商品であると考えて間違いない。こういう商品だからこそ、事前調査を慎重に行うことが必要になってくる。店の側でも、相当柔軟に返品を認めることが、真の顧客主義だと思うのだが、現実にはそうでもないらしい。 賢い消費者としてできることは、慎重に規格、店などを調査する自衛措置くらいしかないようである。

ありがたいことに、Memoryを生産している業者のHPにPCの製品名を入れて検索すると、使用可能なMemoryを教えてくれる検索画面が通常は設定されている。これらのIO Data、Buffalo、Green HouseなどのBrandの製品ならば、PC生産者の純正品とほぼ同じで、信頼して買っても大丈夫と言えるようだ。しかし、Netなどの通信販売で購入するのは、定価よりかなり安くなっているとは言え、万が一相性問題が出てきたとき、少し不安だ。だからと言って、事前に返品可能性を問い合わせるのも今一つ面倒くさい。

http://www.iodata.jp/pio/

http://buffalo.jp/products/catalog/memory/

http://www4.green-house.co.jp/searchmem/index.php

なお、適当なMemoryを調べていて、DDRDDR2と称されるMemoryについては、Slotが2つある場合、256MB×2、512MB×2など、同じBrandの同じMBをそろえた方が好いという解説に2度くらいお目にかかったが、今回は1GBのMemoryをそれぞれ購入、Desk TopとNoteに単独で追加した。Desk Top本体を開けてみるとIO Dataの512MBのMemory一本が入っており、もう一つのSlotは空だったので、購入店のPB(店に拠ればBuffalo製品と変わりない)のMemory1GBをそのまま追加した格好。Noteでは、256MB(Sumsong製)×2の内の1本をGreen House社製の1GBと交換した。これで、どちらもBrandもMBも異なる2本のMemoryの組み合わせとなったが、1GB以上の数値はちゃんと認識されていて、それなりの高速で稼動している。

最後に、どこから買うのが比較的安くて、MemoryとPCの相性から生じる問題も最小限にすることができるかと言う点だ。いろいろ考え込んでNetを探っているうちに秋葉のGood Mediaと言うNet通販も店頭もやっている小振りなShopに辿り着いた。今回購入したGreen HouseのS.O.DIMM商品を最安値で販売していたShopでもある。

ただの安売屋では適切な助言などは期待しない方が良いだろうということでだめもとで行ってみたところ、若い店長らしき店員から実に様々かつ適切な助言をもらうことができた。曰く、増設MemoryのBrandであるGreen Houseの商品ならば、そのHPで公表されている適合商品である以上、まず相性問題は起こらず問題なく使えると考えてよいこと。また、Desk Topについては、製造者のNECおよびIO Dataが拡張は最大1GBまでとして、IOの拡張Memory一覧の中に1GBの商品を表示していなかったのに対して、Buffaloが最大2GBまで大丈夫として1GBの拡帳Memoryも一覧の中に加えていたのだが、Buffaloがこういう言い方をしているときには、絶対保証ではないがまず大丈夫ですとGood Media PBの1GB製品を推薦してくれたこと、など素人が決断を下すのに必要ないろいろな助言をもらうことができた。これが非常に助かった。何せ、当初はNote用に1GB×2を1万円弱位の予算で買い揃え、様子を見てみようと言う程度だったのが、8千円以下で2台のPCの問題が一気に解決してしまったのだから、幸運であり、Shopと店員に対する感謝の気持ちが滾々と湧いてきても当然なのである。

http://www.pc-goodmedia.jp/