最近Yahoo! JAPANがその仕組みを大きな変革することを宣言したようです。Soft Bankの総帥孫正義社長については、携帯のＴＶＣＭの異常性、太陽光発電の推進における政商としての側面など様々な批判があることは周知の事実です。
しかし、Yahoo!BBを急展開させて廉価のBroad Bandを普及させ、携帯電話の第３勢力として、廉価の携帯電話サーヴィス及びスマホのサーヴィスを普及させるのに孫社長は巨大な役割を果たし、この分野での社会貢献度は正当に評価されてしかるべきものだと思います。
今回、「Yahoo!JAPANはさまざまな囲い込みをしようという小さな、いじけた心を持っていたが、そういうものは全部忘れる」と孫社長が自ら大見得を切って始められる「Ｅコマース革命宣言」と銘打った施策の骨子は、次の様なものです。これにより、Yahoo!JAPANは、目先数十億円単位で売上げを失うといわれています。しかし、Ｅコマース分野でYahoo!JAPANをこれまで圧倒してきたアマゾンや楽天には、その基本戦略に大きな影響を及ぼしそうな大きな一撃となりそうです。楽天は、球団は初のリーグ優勝に沸き立ってばかりはいられませんな。
１．Yahoo!ショッピングのストア出店料と売り上げロイヤルティを完全無料化
２．ヤフオク！で個人の出品システム利用料を全て原則無料化
３．Yahoo!予約 予約成立時の予約成立手数料無料化
４．顧客へのメール送付、自社サイトへの送客など自由化
