エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

年末にかけての投資戦略20141105

 米中間選挙は、予想通り共和党がこれまでの下院に加えて上院でも多数派を確保し、野党が上下両院を支配する完全なねじれ状態が現出されそうです。野党共和党の優勢は織り込み済みだと思いますので、影響は限定的なものと思いますが、米国の決められない政治が常態化しては、少なくとも買い材料にはならないのでしょう。加えて、EUにも支那にも需要不足を改善する意思は感んじられず、少しましなだけの米国が量的緩和を終了することは、市場の押し下げ要因であること、忘れてはならないでしょう。

 今日の東京市場は、黒田バズーカⅡで急騰した市場がようやく落着きを見せ始めたようで、早すぎた上げ相場の日柄調整となりそうな氣配が感じられます。長期的には株高、円安とみて、下げたら買い、上げすぎたら売りをゆっくりと繰返していけば良いかな、などと考えています。

 依然として、消費税再増税の有無が最重要なのですが、黒田バズーカⅡを再増税を行うための援護射撃と見るか、景氣の落込みを認めたからこその金融緩和で、景氣が落ち込む中での再増税など非常識も甚だしいという意見表明と見るか、全然読めないところです。