エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

NHKラジオのビジネス展望がひどい_その3

 NHKラジオ「朝一番」の中で6時45分頃から放送されているビジネス展望、7月第一回目今朝の放送は、立教大学経済学部教授山口義行氏の担当でした。反アベノミクス論を展開していた同氏ですが、今朝の話は「200万円でできるM&A」といった演題で中小企業によるM&Aが意外に数多く行われており、高い効果を上げているものも多いという趣旨だったと理解しました。その効果が高いということで採り上げられた具体例が、また本当に振るっていて、何と新潟県のパチンコ台の製作会社による不動産会社の買収です。これが異業種間のM&Aだが、市場に関連性がありシナジー効果が期待できるものなのであるという話だったのですが、よりによってパチンコ業界を成功例に採り上げて天下のNHKで公然と流すことに、この学者の神経は如何なものだろうと、違和感を抱くこと禁じえない感じでした。

 かつてのNHKならば、敢えてパチンコ業界を成功例として採り上げることなど、一種の禁忌事項だったでしょうから、山口先生は今朝の放送で事実上の出入り禁止になる可能性が出てきたと思われます。しかし、ここ数年のNHKの傾向からしてどうなるか。今後の展開に少々興味がわきました。

NHKラジオ朝一番

 また、ブルネイにおける日韓外相会談開催の報道は、朝6時台は期待に応えて一番での報道でしたが、さすがに7時台は多少期待を裏切っての二番目に読み上げられておりました。

 何か一貫性のようなものが感じ取れる、いつものラジオ朝一番の放送でした。