エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

危機が高まっていると見るべきか?

 今年は、一体全体どうなっているのでしょうか? 不安がよぎるようないやな事件が我が国国内でも続いています。


 まずは、「文化財『油』被害」事件、4月16日で9府県の33寺社に及んでいます。

 文化財などに油のような液体がかけられる被害は、奈良県京都府など9つの府と県の合わせて33の寺や神社に広がっていることが警察庁への取材で分かりました。各地の警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。警察庁によりますと、油のような液体による文化財などの被害は、新たに新潟県滋賀県などで被害が見つかり、16日の時点で奈良県京都府など9つの府と県の合わせて33の寺や神社に広がっているということです。

 このうち奈良県が最も多く、東大寺唐招提寺など19の寺や神社で、国宝や重要文化財などに油のような液体がかけられる被害が相次いでいます。京都府では世界遺産の東寺や八坂神社など4か所、千葉県では成田山新勝寺など3か所、兵庫県では2か所で被害が出ています。また、新潟県茨城県静岡県滋賀県香川県では、それぞれ1か所ずつ被害が確認され、各地の警察が文化財保護法違反や器物損壊の疑いで捜査を進めています。

 警察庁の金高長官は「貴重な文化財の価値を損なう悪質な事案なので、鋭意捜査を進めるとともに文化財の所有者などと連携し、被害の防止に努めていきたい」と述べています。


 続いて、Google Mapへのいたずら、単なるいたずらならよいのですが、重大な犯罪を惹き起こす前兆にならなければ良いと切に願う次第です。

 インターネット検索大手、グーグルの地図を表示するサービスで、皇居や警視庁といった場所に、いたずらとみられる表示がされていたことが分かり、グーグルが削除などの対策を進めています。こうした表示は、グーグルが無料で提供する地図のサービス、Googleマップで見つかりました。

 東京の警視庁や皇居などの場所を表示し、建物の位置が分かるほどまで地図を拡大していくと、本来の建物とは無関係ないたずらとみられる表示が現れます。これらは、グーグルのユーザーが地図上に自分の店などを表示できる機能を悪用したものとみられ、グーグルが削除などの対策を進めています。グーグル広報部は「ユーザーから提供された地図上の表記内容に間違いやルール違反があった場合、削除するなどの対応を行っています。常にシステムの改善に努めております」とコメントしています。

(いずれもNHK News Webより転載)