エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20170217_日本経済新聞HL

 本日の東証引け値東芝株が200円を割り込みました。東芝については、日本商工会議所三村会頭のように「その技術力の蓄積は日本の財産であり、救済すべき」という意見があります。一方で、経営のまずさからここ数年来厳しい状況におかれるうちに、政府に接近して原子力事業に注力することを勧められるまま、米国WHを買収して原発を海外に売り込む事業を試みて失敗したのだから、問題の根はとても深いという意見もあります。それまでの我が国における原子力事業は、東芝とGEの組み合わせで主に東日本の原発を設計・建設し、同じように三菱電機とWHの組み合わせで主に西日本の原発を手がけてきた経緯があったようですが、新世紀に入ってから、東芝原子力事業でさらに一歩踏み出した経営戦略をとるようになったとのことです。

(1)東芝株、一時11%下落 経営再建へ消えぬ不安感

(2)日商の三村会頭「東芝は日本の財産、シャープの比ではない」早期の自力再生に期待(産経記事)

(3)シャープ株価、一時4%高 「鴻海流」の復活に期待
 → 東芝株とは好対照