エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

いじめについて

ここ数週間豊田、鈴木などの自動車株が強いので、出遅れ気味の7201日産は、貸借倍率から見ても今週上昇、うまくすれば急騰かと思っていたら、下落。逆に、下落継続と思った9475昭文社はしっかり。相場観、はっきり言って悪いです。

ここのところ、いじめを苦にしたことによると見られる小学生や中学生の自殺があったと相次いで報告され、Mediaが大きく取り上げている。北海道の小学生の事例では、当初学校や教育委員会側が醜い保身に走っていたようで、Mediaからの非難の的になっているようだ。思春期前後の子供たちが、このようなことで自ら命を絶つのは、痛ましいことだ。何とか学校が修了するまで我慢して、もしくは、学校を逃げ出してでも、生きる選択ができなかったのか、もはや、そんなことは考え付かないくらいに追い込まれていたのでしょう。

Mediaが第一義的に追及している学校と教育委員会の責任はもちろん重大です。しかし、この人たちがいくら頭を下げて、二度とこういったことが起こらないようにする、と言ってもなにやら白々しい。Net上では、被害者をここまで追い込んだ張本人とその親を何故追及しないのだ、と言う意見をよく目にする。今朝読んでいた勝谷誠彦さんのBlog16日の記述では、だいたいMediaが「いじめ」という言葉で「恐喝・暴行・傷害」などの犯罪行為を言い換えるから良くないのだ。たとい学校内であっても、これらの犯罪行為が行われているならば、これは立派に警察の仕事なのだ、と言うようなことが述べられていた。もう十年も昔に出た本「変な人が書いた成功法則」で、斎藤一人さんも同じことを書いておられる。同感です。今時のいじめは、相当に陰湿なもので、犯人が特定しにくいとか、具体的に当てはめるとなると、それなりに想定できない技術的な問題が生じるのかもしれません。しかし、いじめにあった子供やその親は、学校や教師にではなく、刑事事件ならば警察に相談すべし、民事賠償に相当するならば弁護士に相談すべしと言うのが傾聴に値するほど、もはや事態は深刻なのでしょう。自殺者が相次いでいると言う事態は、そういうことで、これ以上被害者が出る前に取敢えず加害者に手錠をかけることなのだと思います。