エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

交響詩篇エウレカセブン 16話 Opposite View 4

猛暑、炎熱の2010年夏も8月下旬と相成り、政界は来月上旬に予定される民主党代表選挙の動向が熱い注目を集めるようになってきました。

7月の参院選で惨敗した菅代表の責任の取り方は、首相を辞めることだけに限定される訳ではなく、首相の職務を続投することによってもその責任を果たす道はありました。つまり、捻じれ国会においても民主党の掲げる政策を着々と法案化していくことができれば、参院選の敗北は政権続行に何の支障もきたさないという意味においてです。

と言うことは、捻じれ国会を放置しておいては、政権存続のための条件を満たすことができません。参院で少数派の民主党が法案を通すことを可能にする唯一の方法があるとすれば、それは新たな連立政権の構想です。菅代表が、代表選までにまともな連立構想をまとめあげるか少なくとも水面下でその可能性をうかがわせるような動きが出てくれば、菅首相の勝ち、そうでなければ菅政権の命脈は来月までと見ておくべきでしょう。

水面下の動きは、分かりずらいので何とも言えませんが、6割から7割の確率で菅首相退陣の可能性が高いと思っています。一年間に3人も首相が代わる先進国中でも不思議の国とまた揶揄されることでしょうが、指導者としての資質に欠ける人物を選りによって首相に選出し続けているのは、我々自身の責任です。