エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20171016_日本経済新聞HL

 オーストリア下院選挙は、過半の独選挙に続いて難民流入の制限を主張する右派政党が勢力を伸張する傾向が見られました。それにしても衆院選挙公示以来、世界情勢が信じられないほど落ち着いている感じがします。

(1)オーストリア下院選、「反難民」の国民党が第1党

<【ウィーン=石川潤】15日のオーストリア下院選挙で、難民の流入阻止を掲げた中道右派の国民党が第1党になる見通しとなった。極右の自由党が大きく得票を伸ばして第2党を争っており、連立政権入りの可能性がある。2015年の難民の大量流入をきっかけにしたポピュリズム大衆迎合主義)の勢いは衰えず、オーストリアでも右旋回が鮮明になった。選挙管理委員会の暫定結果によると、得票率は国民党が31.4%でトップ。2位が自由党の27.4%、3位がケルン首相率いる社会民主党の26.7%。2位と3位の差はわずかで、今後開く郵送による投票によって逆転する可能性がある。「この国を変えるために全力で闘う」。国民党を率いる31歳のクルツ党首は15日夜、集まった支持者を前にこう宣言した。選挙中は「難民支援の非政府組織はカオス(混沌)を生んでいるだけ」「誰を受け入れるかは違法業者ではなく我々が決める」などと発言。極右のお株を奪うような反難民の姿勢を示し、低迷していた国民党への支持率を一気に高めた。>

(2)「もっと長く日本にいたい」 働く実習生、共生の道探る 下支えの実相(1)

<人口減少の進む日本で真っ先に人手不足に陥るのはいわゆる単純労働の分野だ。ここでは途上国から受け入れる技能実習生たちが貴重な戦力となっている。企業や地域を下支えする外国人材の実相を探る。>

 日経紙=財界は、徹底的に移民積極受入れのようです。その結果である欧州の惨状は、見て見ぬふりなんでしょうか???