件のあいちトリエンナーレ事件、「表現の自由」その他さまざまな論点を提供して、喧喧囂囂の騒ぎになっています。マスメディアが大きく取り上げましたが、推進側と反対する側の立場が逆だったら、マスメディアは報道しない自由を行使したのでしょう。
また、マスメディアが主に取り上げている展示は、反日国がプロパガンダに使っている戦時売春婦像ですが、昭和天皇の御真影を燃やす映像については、ほとんど触れることはないようです(ネットでは普通に流れていますので、ご存知の方が多いと思いますが)。しかし、ここで思い出してほしいのは、日本国憲法第1条の条文です。
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
とあります。つまり、天皇陛下は時空を超えた過去、現在、そして未来の日本国民をまとめる象徴であること、天皇陛下すなわち日本国そのものといっているのです。その天皇陛下を二代前とはいえ、このように芸術の名を偽装して侮辱することは、日本国と日本国民を全否定することであり、日本国として到底許すことはできません。この行為は、単なるどこかの国々が恥ずかしげもなく行っている反日プロパガンダに等しく、芸術などと呼べるものではありえないのです。
さらに、今朝の虎ノ門ニュースに出演していた有本香氏の取材によれば、愛知県知事である大村氏の一連の動きに不審な点があることがわかります。大村知事は、被害届を出すのに先行して脅迫を理由に展示中止を決めたようです。また、犯人が逮捕されたようですが8日現在で再開は公表されておりません。
(1)河村市長→大村知事 抗議および適切な対応を求める申入書
(2)8月3日 大村知事 展示中止 脅迫のFAXを主な理由とする (FAXは8月2日名古屋市にも届く)
(3)8月6日 愛知県庁 FAXの被害届(名古屋市からの被害届も週明け)
(4)8月7日 犯人逮捕
(5)表現の不自由展・その後 実行委員会
アライ=ヒロユキ 岩崎貞明 岡本有佳 小倉利丸 永田浩三
(6)8月8日 愛知県知事批判の急先鋒の一人吉村大阪府知事との舌戦が過熱
「大村知事、哀れな吉村です。知事がいう「表現の自由」を学びたいので、展示を再開して下さい。公金、公共施設、公務員、公権力を使って愛知県が展示した、慰安婦像、天皇の写真を焼き踏みつけ、特攻隊員の日の丸寄せ書を使った「間抜けな日本人の墓」等々。知る権利のためフルオープンでお願いします。」