フランスで行なわれていたG7首脳会議が事前に報道されていた通り首脳宣言なしのまま閉幕しました。G7の存在感が目に見えて薄まっているとの印象が残るサミットでした。世界は、ブロック化を進めていく大きな流れにあるといえそうです。一方で、米国を中心とした民主主義陣営は選挙に勝たねばならないという宿命を負わされ、盟主の米国も来年の米国大統領選を意識した国内向けの動きと対外強硬姿勢の行ったり来たりが選挙終了まで短期的には予想されるところです。
(1)米中貿易協議再開へ、トランプ氏「中国が合意望む」
(2)G7覆う自国第一主義 協調崩れた1930年代を想起
(3)日本車関税「今は考えず」、トランプ氏 貿易交渉を評価
(4)有志連合、深入りは禁物だ 優先すべきはイラン外交