エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20200909_日経HL

 9月9日は重陽節句です。陰陽の陽が極まり、邪氣を祓う日とされます。欧州に関するニュース。

 

(1)ドイツ、中国依存を転換 アジア政策で日本などと連携

 → ドイツが舵を切るということは、EUが動くということですが、果たしてできるか?

 (2)英法務当局トップが辞任 離脱合意の修正方針に不満か

<複数の英メディアは7日、ジョンソン政権がEU離脱の最大の懸案だった英領北アイルランドの国境問題に関するEUとの合意の一部を、国内法で骨抜きにする準備をしていると報じた。FTA交渉が決裂した場合の次善策とされており、交渉を有利に進めるためのEUへの圧力とも見られている。フィナンシャル・タイムズはジョーンズ氏がこの方針に強い不満を示し、辞任につながったと報じている。離脱協定の重要項目である国境問題に関する合意を修正すれば、EUとの国際約束の違反にあたる可能性が高い。国内外からの批判も強まっている。英国の国内法は9日に発表される予定で、詳細はまだ明らかになっていない。ルイス北アイルランド担当相は新法が「具体的で限定された方法で国際法を破ることになる」と認めた。首相官邸の関係者は「離脱協定内の曖昧な部分の解消」が目的で、協定を骨抜きにする意図はないと語る。ジョンソン政権ではジョーンズ氏だけでなく内閣官房や外務省などでも政府高官の辞任が相次いでいる。ジョンソン氏や側近による強引な政治主導のスタイルが官僚機構とのあつれきを生んでいるとの指摘も出ている。>