エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20211124_日経HL

 石油の余剰備蓄の放出はよいのですが、減税につながるトリガー条項の適用は絶対に認めない岸田政権は不可思議に思えます。トリガー条項とは、1リットルあたり160円を3カ月連続で超えた場合、上乗せ分の25.1円の課税を止める仕組みとのこと、民主党政権時代の2010年度の税制改革で導入されましたが、2011年に起きた東日本大震災の復興財源を確保するため、運用が凍結されています。10年間も暫定的に適用を止めているというのもおかしなことです。

 

(1)米が石油備蓄放出へ 日中韓などと協調、原油高抑制狙う

(2)日本、石油国家備蓄の余剰分放出へ 1~2日分相当

(3)デジタル通貨、年内に試験発行 メガ銀・NTTなど70社

(4)先端半導体工場に6000億円 政府、米マイクロンも候補

(5)トルコリラ、1日で一時15%下落 大統領発言で

<トルコのインフレ率は、実感より低いとの指摘がある公式統計でも20%近い。通常なら金融引き締めでインフレに対抗する局面だが、高金利に反対するエルドアン氏は「金利が下がればインフレ率も下がる」と逆の主張をする。中央銀行は9~11月に計4%の利下げを実行した。>

(6)米感染1カ月で4割増 感謝祭の大移動期、警戒強まる

<米疾病対策センター(CDC)がまとめたデータよると、米国の21日の新規感染者数は約9万1千人だった。一時6万4千人まで感染が落ち着いた10月下旬に比べると、およそ4割増えた。デルタ型の流行後は新規感染者数が減少していたが、11月上旬から再び増加傾向に転じた。冬の感染者の急増に危機感が強まっている。>

(7)新生銀行、SBIへの買収防衛策を一転取り下げ

(8)国債発行、経済対策で22兆円増 財政悪化止まらず

<経済対策の裏付けになる2021年度補正予算案を巡り、政府が22.1兆円の国債発行を計画していることが分かった。21年度の発行額は当初予算の11.5倍に膨らむ。政府は税収見込みを6兆円程度上方修正して財源にあてるが、国債の大量増発は避けられない。財政悪化に歯止めがかからず、中長期的な財政再建に向け、政府の説明責任が問われる。>