エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

日産自動車、SONY

日産自の中間、8年ぶり営業減益・北米販売台数10%減

 日産自動車が26日発表した2006年9月中間期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が3486億円と前年同期比15%減少した。国内や北米での販売低迷が響いた。中間期での営業減益は8年ぶり。「ゴーン改革」が成果を上げ始めて以降、初の営業減益になった。
 自動車販売台数(全世界)は170万9000台と7%減った。中国で小型車の売れ行きが良かった以外は不振で、最大市場の米国では51万3000台と10%減少。国内も35万台と17%減った。欧州も27万5000台と4%減だった。 (19:27)  日本経済新聞

ソニーの中間、営業益91%減・電池の回収など響く

 ソニーが26日発表した2006年9月中間期の連結決算(米国会計基準)は、営業利益が前年同期比91%減の62億円だった。デル、アップルコンピュータなどのノートパソコン用リチウムイオン電池の自主回収、自社製ノートパソコンなどの電池の自主交換に関する費用の引き当てが利益を圧迫した。売上高は10%増の3兆5984億円、純利益は60%増の339億円だった。液晶テレビデジタルカメラの販売は好調だった一方、携帯型ゲーム機は不振だった。
 07年3月期の連結業績は、売上高が前期比10%増の8兆2300億円、純利益が35%減の800億円と、19日に下方修正した数値を据え置いた。リチウムイオン電池の回収に伴う費用が利益を圧迫する。〔NQN〕 (15:38)  日本経済新聞

Carlos GHOSN、Howard STRINGERという外国人社長の2大企業がともに不振。同業他社が、結構好業績の中、これは目立つ。ところが、この不振を市場はすっかり織り込んでいたらしく、利食い売り先行で日経平均が16,669.07と142.53円安の中、日産1424円、35円高SONY4880円、60円高で引けた。悪材料出尽くしということなのだろうか。日産は、GHOSNが来た頃の危機感をもう一度取り戻さないと、危機再来という所か。SONYは、これまでに培ってきたSONY Brandという貯金を使い果たして、実は崖っぷちにいるのかもしれない。日産は、早めに見切りを付けよう。SONYは、復活の望みをかけつつ、しっかりWatch

一方、野球の世界は、外国人監督全盛時代の様相だ。去年のBobby VALENTINE、今年は日ハムThomas HILLMANと米国人監督に率いられたPacificが日本一に輝いた。しかし、落合さんは、見かけによらず、まともで手堅い野球志向で、長期戦に勝つTeam作りは上手だが、短期決戦の采配には?と言う感じです。ちょっとついていない場面も多々ありましたが、彼の手堅すぎる合理的采配が短期決戦には付き物の「運」をなかなか呼び込むことができなかったのでは、と言うような印象も持ちました。それはさておき、いまだにGiants頼みを脱しきれず、将来図を描けないCentralに対して、全国に分散してご当地戦略を打ち出し、Play Offもとり入れたPacificに時の勢いがあり、そのLeague自体の勢いの差が出たのが、ここ数年の日本シリーズの結果のようにも思える。他方、企業の勢いと言うのは、見えるときもあれば、見えないときもあると思うが、SONYや日産は今どうなっているのだろう。