エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

交響詩篇エウレカセブン第7話 Absolute Defeat A

さて、第7話Absolute Defeatは、営倉から漸く解放されたRentonが新人いじめのどっきりカメラにはめられる話。“Don't Sweat. I told you I have a special job that I want you to work on.”=「心配するな。言ったろ、お前にやってもらいたい仕事があるんだ。」とHap。 “Moondoggie, going in.”=「Moondoggie、行きます。」ともったいつけてに取り出したのはどう見てもラーメン。“What this bowl can do to a city... Don't ask any more questions. It'll be better for you to not know too much.”=「これ一つで町がなあ...それ以上は聞くな。知らない方が幸せだ。」と、それが如何にも爆弾か何かのように言いくるめるHap。“I know you're not completely up for this job. If I could find another way, I would't be asking you to do something like this. But unfortunately, there doesn't seem to be another way. My only option is asking you to help us out.”=「お前が気が進まないのはよくわかるよ。俺だって、できれば、こんなことをお前には頼みたくない。でも、他に良い方法が見つからないんだ。お前に手伝ってもらう以外にはな。」“OK, I'll do it. I mean I'll be honor to do it for you.”=「おれ、やります。て言うか、俺にやらせてください。」“Kid, you are totally rock.”=「お前、超いい奴。」と、Hapの口車にまんまとはめられてしまう。ここのRockは、宝石、Diamondの意と取った。

“Urban Camouflage”=都市型迷彩と称しておかしな格好をさせられ、ラーメンを届けに町にくり出したRenton。その後を“Candit Camera”=「どっきりカメラ」担当のMoondoggieが追う。“Just now, I saw a man with a camera. I think he's got me under surveillance.”=「今、カメラを持った男を見ました。監視されているみたいです。」

“The target has a large tatto on his back. The tatto is the legendary creature.”= 「品物を渡す相手は、背中一面に刺青をしている。伝説の生き物の刺青だ。」Saunaに侵入したRentonだが、さすがにMissionを遂行するのは困難を極める。“This mission is aborted.”=「作戦は終了だ。」と思いきや、“Did He throw in the towel, yet”=「Give Up? もう終わっちゃった。」まだ諦めないRenton。Moondoggieの中継を見て喜んでいたHapたちに、Hildaが、“Just as I thought, you're hazing our rookie again. No more junk-food untill further notice.”=「やっぱりあんたたちだったのね。また、新人いじめやってんの。Junk-foodは、当分禁止。」

先週の日経平均週足Chartが陽線包み足となり、一目均衡表でも雲をつきぬけ、好い感じになってきた。なかなか下げ止まらなかった新興市場も漸く底打ち感が増してきている。本日のMajor SQを通過したら、一気に溜まりに溜まった上昇の「気」を爆発させてもらいたいものだ。(註)

註)ひとつの限月が終了する前に反対売買で決済してしまう取引では、SQはさほど関係ありません。しかし反対売買による決済をしないまま(つまり建て玉を持ったまま)最終売買日を迎えた時は、買い建て、あるいは売り建てしているポジションは、すべてSQの値段によって強制的に決済されます。それゆえにSQは「最終清算値」と呼ばれます。

先物限月の最終取引日は木曜日(休日の時は1日ずつ繰り上げ)で、SQ値は「金曜日の始値の現物指数の値段」によって算出されます。日本に株価指数先物取引が開始された当初は、先物限月の最終取引日は金曜日と定められ、SQ値は「金曜日の大引けの現物指数の値段」という制度が採用されていました。しかしこの制度では、金曜日の大引けに株価が極端に変動するケースが多くなり、株価形成上の弊害が目立つようになったため、19899月限の取引より現在の制度になりました。

SQ値は「金曜日の始値の現物指数の値段」です。具体的には、日経平均株価を構成する225銘柄すべての金曜日の始値SQ値が計算されます。その日に買い気配売り気配などで値のつかなかった銘柄は、その気配値に基づいて算出します。ここに至ってその限月で取引されたすべての先物未決済建て玉は清算されることになります。

SQ値が算出される3月、6月、9月、12月の第2金曜日の直前になると、株式市場がざわざわと浮き足立つことがあります。それは先物取引を利用した「裁定取引」が存在するためです。裁定取引(さいていとりひき)とは、現物と先物との値段の差を利用した取引で、いわゆる「サヤ取り商い」と呼ばれるものです。

通常の取引では、先物の価格は決済を先に伸ばしているために、その間の金利分だけ現物の価格よりも高くなるのが普通です。日経225先物の価格は、現物の日経平均株価よりも理屈の上では高くなります。それが時として株式市場に強気心理が広がったりすると、先物の値段が金利分を上乗せした妥当値をさらに上回って取引されるというケースが出てきます。そのような時に、割高な先物を売って(売り建て)、割安な現物を買うという価格差を狙った裁定取引が組まれます。

先物売り:現物買い)という裁定取引のポジションが最終売買日まで持ち越されると、SQによって強制的に(先物売り)のポジションが清算されるため、その見返りとなっている(現物買い)のポジションも反対売買の売りとなって市場に出てきます。

とりわけ通常よりも裁定取引のポジションが膨らんだ状態のまま、36912月の第2週を迎えたりすると、裁定取引に関わる現物の売りがSQの日に出てくるのではないか、という不安心理が市場に広がりやすくなります。実際にこのような現物の売り物が出てくるかどうかはフタを開けてみないとわからないのですが、ただでさえSQは休みを控えた週末の金曜日に行われるため、市場では売りが優勢になりがちで株式市場は神経質になります。

さらに裁定取引には直接には関わっていない、まったく別のインデックス系ファンドなどが、まとまった現物株の売りが出てくると予想されるSQの週の金曜日寄り付きを利用して、大量の現物買いを仕込むための買い注文を出すこともあります。巨大な売り注文と買い注文が、金曜日の寄り付きという非常に限られた一時点に集中して執行されるために、SQ当日の東証全体の出来高は通常取引の23倍に膨らむこともしばしばです。