東北の皆様、プロ野球日本一おめでとうございます！
今季の日本シリーズは、東北楽天の初制覇という何ともいえない空氣を反映した予定調和という形で決着がつきました。第２戦の誤審は、どうにも納得が行きませんし、星野監督の投手起用を始めとした戦略には、全く賛同できなかったのですが、これはこれで善しとしましょう。
さて、最近小泉純一郎元首相の反原発の動きが、ちょっと驚きのニュースとして伝えられています。この動きについて、次のような解釈があるそうです。
（１）安倍総理に対する小泉流のメッセージ。「官僚の言いなりになってんじゃねーよ！」
（２）反安倍の野党を小泉元首相がまとめて、反原発＋反増税で解散総選挙に打って出ることにでもなれば、小泉元首相一派がぼろ勝ちしてしまう可能性が出てくる。これでは、財務省も困るので、最高裁が１票の格差を理由に昨年１２月の総選挙無効やり直しの判決は一氣に現実味を失ってしまう。この点で、小泉氏は、安倍総理を側面から支えているのである。
確かに、突如降って湧いたような小泉元首相の動きに違和感を持ったのですが、上記のような解釈の余地は、ないこともないと思います。消費税増税決定以降、やや不可解な動きが目立つようになってきた安倍政権ですが、ＮＨＫ人事やトルコ訪問などきっちりと仕事もしている面もあり、まだまだ様子見で良いのではないでしょうか？
