エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

総理の靖国神社参拝を各紙は今朝どう報じたか

 まず、○○日報の日本語版といった紙面のあの新聞から。「戦後日本への背信」、「外交にいらぬ火種」と来て、結論は「新たな追悼施設を」だそうです。日本外交を毀損すべく火種をまいてきたのは、いったいどこのどいつといいたくなりました。
 首相と靖国神社―独りよがりの不毛な参拝

 続いて、前日総理の年内参拝はないと断じたあの新聞。「侵略を否定するのか」、「米国の信頼を失う」、「個人の政治信条を、国益よりも優先した結果」とのことです。○○日報日本語版と読売の間くらいの感じでしょうか。
 安倍首相が靖国参拝 外交孤立招く誤った道

 ついでに、読売も見ておきましょう。「中韓の悪乗りは許すな」は好いとして、「気がかりな米の『失望』」と同紙らしい論調です。
 首相靖国参拝 外交立て直しに全力を挙げよ

 さて、日経は、総理は個人の思いを最大多数の最大幸福に優先させたという実に経済紙らしい主張を社説及び春秋で展開、首尾一貫しています。
 靖国参拝がもたらす無用なあつれき

 最後に、産経です。大手紙の中で唯一、「首相靖国参拝、国民との約束果たした 平和の維持に必要な行為だ」と肯定的な論調です。「中国が干渉するようになったのは、中曽根首相が公式参拝した昭和60年8月15日以降だ。中曽根氏は翌年から参拝をとりやめ、その後の多くの首相が中韓への過度の配慮から靖国参拝を見送る中、小泉首相は平成13年から18年まで、年1回の靖国参拝を続けた。」と事実を再確認しています。