エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

青山繁晴氏「ザ・ボイス」(2014年7月24日)より

 今月は世界を動転させる強烈な事件が続発しています。日本放送「ザ・ボイス」で青山繁晴氏が毎週木曜日の週一回発信しておられるニュース解説をまとめておきました。


1.ウクライナ軍機が撃墜される

 マレーシア航空機撃墜から間もないこの時期であるにもかかわらず、親露西亜派からウクライナ軍に対する地対空ミサイル攻撃が続いている。ただし、親露西亜派の指揮官は露西亜軍出身者であり、この意味で親露西亜派とは準露西亜軍であり、このことは露西亜大統領が自ら指図しているということ。プーティンの意図は、マレーシア航空機撃墜はあくまで誤爆であったといい、その誤射を惹き起こしたそもそもの原因は空爆を続けるウクライナ軍であるといいたい。そして、旅客機撃墜事件をうやむやにしてしまいたい意図が透けて見えるのだが、それは無理だろう。

 プーティンは、自ら右傾化させた露西亜世論が足かせになって、動けなくなっているのではないか。


2.舛添東京都知事訪韓

 舛添都知事は、都民に付託されていない受け狙い外交を勝手に行っている。東京五輪まであと丁度6年というこの日に国益に反する行為を行う都知事


3.台湾トランスアジア航空機墜落

 航空機事故の記録を延々と調べていくと、コックピットの中の人的ミスが意外と多いことに氣付く。マレーシア航空機事件の原因 → 印度洋上での370便行方不明事故があったため、経営が苦しくなっていると推測され、経費節減の意識が強くなっており、最短距離を採るために敢えて内戦地帯の上空を通過したことが事故につながった?


4.ハマス停戦案拒否

 イスラエル首相は、米国大統領及び国連事務総長が無能で何も出来ない(しない)ことを天恵ととらえ、この機にパレスチナの反イスラエル勢力に壊滅的な打撃を与えるために地上軍による進攻を決めた。その意図を嗅ぎ取っているハマスも警戒を緩めない。


5.日支首脳会談の可能性

 11月APECは支那開催なので、会談はあり得る。支那側は、(1)靖国に行かない、(2)尖閣に触らない、という2条件を飲むことを要求しているが、日本側はこれらの要求を拒否している。


6.日本の上半期貿易赤字7兆6000億円に

 異常な貿易赤字の拡大の最大の原因は、原発の全面停止である。この点を報じない反原発朝日新聞は、世論操作を行っているようなもの。


7.福島第1原発 凍結止水できず

 原子力技術の問題ではなく、土木技術の問題。専ら費用対効果での汚染水対策を見直すときに来ている。


8.大阪都構想

 首長権限 → 専権処分で行こうとする橋下市長?
 進藤総務大臣は、専権処分による同構想推進の中央突破が違法と明言している。