エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

しゃもじとマカロニ

 露西亜ウクライナ侵攻が開始されて一年以上経っても終わらぬうちに我が国では新年度が始まりました。この時季マクロン仏大統領が支那を訪問して相当に踏み込んだメッセージを出して世界を驚かせた感があります。欧州の中でも元々独自外交で鳴るこの国ではありますが、ドル基軸を揺るがす今回の動きは大いなる波紋を広げそうです。

 

(0)米国・フランス首脳が電話協議 マクロン氏の訪中めぐり(日本経済新聞

米ホワイトハウスは4日、バイデン大統領がフランスのマクロン大統領と電話協議したと発表した。5日に始まるマクロン氏の中国訪問を議論した。ロシアのウクライナ侵攻をめぐる中国の仲裁案について意見を擦り合わせたとみられる。マクロン氏は欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長とともに5日から中国を訪れ、習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談する。ウクライナ侵攻の終結に向けて協力を要請する見通しだ。

(1)欧州は台湾問題で米中に追従すべきでない=マクロン仏大統領(Reuter)

欧州は防衛産業への資金供給を強化し、原子力や再生可能エネルギーを開発し、米国依存を抑えるためにドルへの依存度を下げなければならないとも述べた。

(2)中国、訪中のマクロン氏に厚遇 習氏が行動共に(産経新聞

中国側のマクロン氏への厚遇ぶりとは対照的に、対中警戒を隠さないフォンデアライエン氏に対しては冷ややかな扱いが目立った。

(3)フランス、中国から航空機160機受注 首脳訪問中に合意(日本経済新聞

フランス側の発表によると、仏航空機大手エアバスが中国航空器材集団から160機を受注する。仏電力公社EDFと中国国有の国家能源投資集団は海上風力発電の分野で協力する。 マクロン氏は5日、中国の在留フランス人に向けた演説で「訪問中に重要な契約がいくつか締結される」と述べた。「中国が毎年生み出す富は欧州連合(EU)加盟国の合計よりも多い」と中国市場の大きさを強調した。>