エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20200415_日本経済新聞HL

 トランプ大統領がWHO批判を一段と強め、拠出金を一時停止することを決めたとの報道がありました。台湾の加入を認めず、今回の武漢ウイルス発症の過程でも情報の正しい把握や伝達に失敗したのではないかという報道が次々と聞こえてきます。ここまで無力さを露呈し、役に立たない国際機関と国際社会に印象付けてしまったようです。米支情報戦争の真っ只中に飛び込んでしまったかに見えるWHO、正に身から出た錆。

 

(1)米、外出制限緩和の新指針策定へ 経済再開へ協議会

(2)公明「一律10万円給付を」 首相「方向性持って検討」

安倍晋三首相は15日午前、公明党山口那津男代表と首相官邸で会談した。山口氏は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、所得制限を設けず国民1人あたり一律10万円を支給するよう要請した。山口氏によると首相は「方向性を持って検討する」と答えた。政府は緊急経済対策で収入が減った世帯への30万円給付を決めており、山口氏は追加対策として検討を促した。会談後、記者団に「首相に決断を促した」と語った。>

(3)訪日客消費額、1〜3月41%減 3月客数は93%減

(4)富士フイルム、アビガン月30万人分 9月にかけ増産

(5)米、WHOへの資金拠出を停止 トランプ氏表明

<トランプ米大統領は14日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応が中国寄りだと批判してきた世界保健機関(WHO)への資金拠出を当面の間停止すると表明した。「コロナウイルスの拡散への対応の誤りと隠蔽について、WHOがどんな役割を担ったかを検証する」と述べ、その間は資金拠出を停止するよう指示したと明らかにした。米国のWHOへの拠出額は2019年に4億ドル(約430億円)を超えている。国別の割合で約15%を占め、最大の拠出国となっている。トランプ氏は会見で、米国が1月に決めた中国からの入国禁止にWHOが反対した点に触れて「WHOによる最も危険な決定の1つだ」と指摘した。WHOは正確な情報を提供する義務があるにもかかわらず「その基本的な義務を怠った。責任を問われないといけない」と主張した。また「WHOは中国が唱える偽情報を広めた。信じられないほどの問題を抱えている」と非難した。WHOが世界の感染者数を20倍に増やしたとも主張し、感染拡大の一因になっているとの見方を示した。トランプ政権はかねて中国が新型コロナへの初動を誤り、情報公開に消極的だと批判してきた経緯がある。>