首都東京及び日本の将来を占う東京都知事選挙は、自民党及び公明党の支援を受けた舛添要一元厚労相の圧勝という結果で幕を閉じました。
投票率は、前日の大雪の影響もあってか46.14%にとどまりました。主な候補の得票数は以下の通りです。注意すべき点は、宇都宮氏と細川氏に分散した反原発に象徴される投票数を合わせると190万票に達することです。細川元首相が立たず、宇都宮候補に一本化されていれば、100万票を優に超える舛添新知事に対抗する共産党が推薦する候補が存在していたという点を見過ごしてはならないと思います。自民1強と喧伝される中で、共産党が確実に支持を拡げていることが今回の選挙でも確認できました。
また、注目の無党派層がどのような投票行動をとったかは、次の記事が参考になるでしょう。
無党派層の29%、舛添氏に投票…読売出口調査