エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

2014年都知事選挙総括

 2014年2月都知事選挙に保守はなぜ敗れたのか? 一言「戦略が練れていなかった。」というのが和也氏の指摘です。大きな戦略的失敗といえる点は、一つは草の根運動やNet発信の力を過信して、これといった票読みのできる支援団体の応援が得られぬまま選挙戦に突入したこと、もう一つは選挙活動が政治活動化してしまい、一般有権者に支持が拡がらなかったことの2点が挙げられます。

東京都知事選での田母神陣営の反省点を考える

 しかし、今朝のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」によれば、名乗りをあげる前に総理には相談済みであり、支援の取付けはできなかった上で覚悟の出馬だったことが明かされています。また、今回の経験が貴重なノウハウとして蓄積されたとの指摘も三橋氏のおっしゃる通りでしょう。

一票の残酷な真実

 政治活動ではなく、選挙活動をするためには、見せ方を考える必要があるようです。例えばこんな感じになるのでしょうか。

一、日本はすばらしい歴史と伝統を持った良い国だということを発信します。
靖国参拝、教育改革など)

二、世界に冠たる東京オリンピックを開催して、景気を好くします。
(公共事業、雇用促進、原発再稼動、都民税減税)

三、地震対策を強化して、皆さんの命と財産を守ります。
(危機管理のプロ、自衛隊の動員、公共事業、雇用促進)