エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

テレビ局の情報工作

 Gyaoで放映されていた米倉涼子主演の「HUNTER」1話と2話をちら見した。2011年頃の作品、B級ドラマとして米倉ファンにはそれなりに楽しめる内容のようです。しかし、ここ数年批判の的になっているこのテレビ局、当時の立ち位置が露骨に表現されていて、その観点から見ても面白いものでした。

 まず、第1話、当初航空会社の搭乗員をしていた中年CAの主人公が空港で100万円の賞金がかかっていた容疑者を捕まえる場面、空港は韓流スターが到着したところで、ファンでごった返していました。この局のあらゆる機会をとらえた韓流押しは、不変だったわけです。

 続いて、第2話、主人公米倉は、顔見知りになった地元警察の刑事から「警察官が燃える事件と燃えない事件がある」という助言を受けます。燃えない事件とは、「被害者がよからぬ渡世をしている同情の余地があまりない」事件のことで、この話の被害者の名前が西郷でした。もちろん、西郷隆盛を連想させるような恰幅のよい男が演じていて、それとなく明治維新の功労者西郷隆盛を貶める刷り込みがなされるようになっていると疑われます。

 テレビは全然見ないのですが、ネットで指摘されている通り薄汚い手口で、ほんと、ご苦労なことです。