エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

三橋貴明_歴史と経済

第一次グローバリゼーションの時代 第1回
帝国主義の時代 = 条約による支配

1.鎖国時の日本が経済成長できた理由
(1)日本の人口、当時で3千万人もいた。
(2)海に囲まれて外敵の侵攻の恐れが少なかったため、投資が蓄積された。

2.1854年 日米和親条約
 石炭の補給基地 水・食料の供給 片務的最恵国待遇

3.1858年 日米修好通商条約 日蘭 日英
 自由貿易原則 武器米銅以外自由化 協定関税制(関税自主権喪失) 片務的な領事裁判権治外法権

第一次グローバリゼーションの時代 第2回

1.お金金属主義=金本位制は経済学の理想
 しかし、そもそもインフラストラクチャー、公共性の高い事業を市場原理に任せてはいけない。

2.収穫逓減の法則(マルサスの罠) 収穫逓増の法則産業革命後)→
 ひたすら生産性を上げて供給力を増やし、余ったら外国に売りつければよいというモチベーションと
 国内の人件費を抑制するために規制緩和を進めるというモチベーションが結合

第一次グローバリゼーションの時代 第3回

1.帝国主義の時代
 超絶格差社会 日英米仏所得上位1%が占める所得占有率:戦前15%〜20%
 戦後5〜10%まで低下したが1985年ごろから英米急上昇2016年で戦前の水準 →
 だからBREXITやTrumpの登場となった?

 グローバリゼーションは自由を建前として唱えながら、市場独占を図るイデオロギー
 なぜなら、自由競争とは利益を最大化するための手段だから。

第一次グローバリゼーションの時代 第4回

1.世界大恐慌 超絶デフレーションの時代
  日本は高橋是清の経済政策、独はナチスによりいち早くデフレを克服

2.対外収支赤字の拡大
  当時対米主要輸出産品は、「絹」だったが、ナイロンの実用化で輸出激減

3.日米開戦へ
  1895年 下関条約 台湾割譲
  1910年 朝鮮併合
  
  1931年 満州事変
  1937年 支那事変
  1939年 WWⅡ
  1940年5月 蘭 ナチスに降伏
  1940年6月 仏 ナチスに降伏  日本北部仏印に進駐
  
  1940年9月 日独伊三国同盟
  1940年10月 米対日禁輸開始
  1941年7月 南部仏印に進駐
  1941年8月 米石油禁輸決定
  1941年11月 米ハルノート
  1941年12月 真珠湾攻撃