エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20200514_日本経済新聞HL

 政府が耳にタコができるほどに「インバウンド」を連呼した結果です。その尻馬に乗って雨後の筍の様にホテルが乱立するようになり、外国人観光客を当て込んだ飲食店や貸衣装店が軒を連ね、民泊事業に乗り遅れるなという素人も見られました。その行き着く先がIR、ありていに言えばカジノを中心とした賭博産業です。こんなものが東京から近距離の横浜市に建造されることになれば、治安上の大問題が生じるであろうことは容易に想像できます。しかし、今回ばかりはギリギリのところでIR推進を阻止できそうです。武漢ウイルスによる、まさに怪我の功名といったところです。インバウンド依存事業は、多かれ少なかれ、先達が築き上げてきた日本文化や産業の切り売りであり、広義の売国行為とみることも可能です。これらの業種が被った被害は、日本経済にとっても痛手ですが、少し長い目で見れば、日本全体にとっては幸の方が上回るのかもしれません。

 

(1)IRの米ラスベガス・サンズ、日本進出を断念

<カジノを含む統合型リゾート(IR)を運営する米ラスベガス・サンズが日本への進出を断念したことが分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で事業活動に影響が出ており、既存施設などに経営資源を集中させる。同社は横浜市が誘致を進めるIRへの参入に名乗りを上げ、有力候補の一つとみられていた。横浜市の誘致計画に影響が出る可能性もある。>

(2)楽天の1~3月期、353億円の最終赤字 携帯への投資重荷

(3)東京都、新たに10人の感染確認 4日連続で30人下回る

 → 次々と具体的な数字と方策を打ち出す大阪、対して上から目線で抽象論だけの東京、差がつきそうです。

(4)武田の今期、純利益36%増 シャイアーとの統合効果

(5)日本原燃の再処理工場「合格」 稼働は2021年度以降

(6)ロシア感染者、米国に次ぐ スペイン・英国抜き

 → 米露大統領とも厳しい政権運営に?

(7)休業者に賃金の8割直接給付 厚労省方針、支援迅速に

厚生労働省は13日、休業者に月額賃金の8割程度を直接給付する方針を固めた。上限額は月33万円程度で調整する。雇用調整助成金を申請していない中小企業の従業員を対象とする。企業が申請する手続きの煩雑な雇用調整助成金を通してよりも、休業者を迅速に支援できるようにする。関連法案を今国会に提出し、成立次第、給付を始める。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた雇用保険の特例制度として設ける。>

(8)新型コロナ、ネコ同士で感染 東大チームが確認

 → 今度は全ての愛猫にPCR検査をと叫ぶ輩が出てきそう