エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

書籍・雑誌

脳の話のつづき

茂木健一郎「脳を活かす仕事術」の中に「創造性」とは、側頭葉が作り出した「経験」と前頭葉が発信する「意欲」の掛け算よって生み出されるとある。つまり、歳をとっても意欲さえ失わなければ、創造性は保たれる、と言うよりむしろ向上する。また、「Serendi…

出力脳と入力脳の話

TV出演で顔が知られるようになった茂木健一郎の直近の著作、「脳を活かす仕事術」を読み出した。序盤に書いてある主題は、人間の脳が入力を担当する感覚系と出力を支配する運動系とは別の領域にあり、両者は脳の中で直接には繋がっていない。「感覚系回路か…

仮説思考

内田和成著、「仮説思考」を取り敢えず一読。仮説思考の練習に、「安倍政権の支持率を低下から上昇に流れを変えるためにはどうするか」を考えてみたい。仄聞するに、内閣支持率は、発足当初の60%前後から、12月半ばの50%割れまで低下しているらしい…

人間と仕事−その2−

今年、戌年も、今日を入れてあと三日。「光陰矢のごとし」である。野球の新庄選手が、日ハムの優勝、日本一を花道に今季限り現役を引退するらしいが、この人は、どうしようも無い能天気だとずっと思っていた。この人ほどの才能があれば、もっと野球選手とし…

「国家の罠」を読んで

露西亜から、国際情勢分析のMail Magazineを発行されている北野幸伯氏の書評に触発されて、この本を読んでみました。佐藤優氏は、同志社の大学院神学研究科を修了されて、外務省に専門職として入省。露西亜情報の専門家として、北方領土返還交渉など、対露外…