エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

米国中間選挙の結果

米国の中間選挙の結果は、下院での民主党圧勝、上院は拮抗だが最終結果は、数え直しになりそうなVirginiaの結果待ちということになっているようだ。

下院(定数435) 民主党過半数を大きく上回る227議席を獲得。(日本時間9日未明で13議席が未確定)

すっきりと結果が出ないと言うのは、株式市場にとって最悪の状況だが、それでも昨日のNY市場は、若干上昇して引けたので史上最高値更新だ。Dow12,176.54(+19.77)、SP500 1,385.72(+2.88)、NASDAQ2,384.94(+9.06)。うーん、想定内か、Virginiaでも民主党の候補が勝っているとなると、想定を超えた共和党の負けで、どう考えたらよいのか迷っている。

そんな中、昼ごろ、Rumsfeld国防長官更迭の報道。日高義樹氏によれば、制服組の反発を抑えて、ハイテク化と機動性志向によって米陸海空軍の再編を推し進めていた中心人物。急速に進んでいた米軍再編にも、何らかの反作用が出てくるのだろうか。

経済については何か影響があるのか。そもそも、人々の消費の行動傾向というものは、そう簡単には変えられないという。米国人の貯蓄しないでがんがん消費する傾向は、こんな選挙結果ぐらいでは、変化するようには思えない。翻って、景気は好くなっているという我が国だが、消費は今ひとつと言われ続ける。若い女性は、結構消費意欲が旺盛そうだし、団塊Jrだって健闘していると言われるが、実態はどうなのだろうか。結局いつの時代も、日本人は真面目で悲観論に傾きやすいのが多数派ということで、動き出すまでかなり慎重と言うことなのだろうか。全体の空気のようなものが高度成長期やBubble時代とまでは行かないまでも、もう少しお祭り気分にならないと本格的に動き出さないということかな。