エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

Softbank携帯はもしかして好調?

昔から電話が嫌いなので、携帯は必要ないと思っていましたが、さすがに年貢の納め時も近いかなと思うことがあって、近所のDocomoSoftbankの携帯電話店に話を聞きに行ってきました。日曜日と言うこともあって、最初に到着したSoftbankは、4、5人待ちの状況。せっかちで行列が大嫌いな性質なので、待たないでそのままDocomoへ。Docomoもそこそこ混んではいましたが、待たずに説明を聞くことが出来ました。

しかし、Docomoは、高い。待ち受け中心の基本使用料だけでも一年割引を利用したとして、3402円。Mail等が中心の使用法になることが予想されるので、Packet関連の料金が、最安のPack10でも1050円かかるので、最低でも4450円ということだ。これに、初期費用の3000円と端末代が上乗せされる。帰りに、再びSoftbankへ行くが、まだ、待ち状況が変わっておらず、説明書だけもらって帰宅する。同社のWhite Planの基本使用料は、980円である。そしてPacketし放題は、1029円〜4410円Maxであった。加えて端末は24ヶ月Super Bonusと言う複雑怪奇な方式で割賦払いをする。この方式を選択すると、待ち受け中心、最低限度のPacket使用量では、2300〜3000円程度で行けそうだ。

仕事などで、仕方なく携帯を持つおじさんにとって、Softbankの料金設定は相当魅力的に思えるのだが...。機種も、ほぼ811SHで決まりだ。いくらPDAやPCの代用として使う意味合いを持たせたいとしても、X01HTはやり過ぎだ。PC代わりとしては優れていても、肝心の携帯電話端末として使いづらそうな感じがする。それでは、本末転倒と言うものだろう。家電は、できれば松下かSharp、次いで東芝と言う偏見を持っているのだが、811SHはその偏見にも見事合致している。

NHKは、既に存在意義を自ら見失った放送局になってしまったと思っている。出演者の名前を確認しようとしてHPのドラマの画面を見ると、「ハゲタカ」、「芋たこ」にならべて、韓国ドラマを並べるところからして、そのことを改めて痛感させられた。

しかしだ、NHKドラマに再生の兆しが見て取れる。第一に、今年の大河は、これまでのところ秀逸と言って良い。主役の内野聖陽は渋い演技をしていて、もちろん良いのだが、武田晴信市川亀治郎という歌舞伎役者とその守役板垣を演じる千葉真一がすばらしい。この二人の演技と掛け合いの演出には、毎回泣ける。千葉真一の居合いは、相当な年季を感じさせる迫力と速さだった。ここ数年間つまらなくて見るに堪えないか青春ドラマとしての価値しかない大河とは言えない大河が続いていたが、「風林火山」は、久々の本格的大河ドラマに仕上がりそうな気配が出てきた。

NHKの少なくともドラマ部門における復活を感じさせるもう一つの作品は、話題の「ハゲタカ」だ。第一話は、少々お涙頂戴的な話ではあったが、外資系投資Fundが、邦銀の抱えた不良債権をBulkで一体どの位の値をつけたのかなど興味深い場面も紹介されていた。何と、9%ちょいの10%を割る水準だったと思う。若い頃ちょっときざ過ぎて好感度今一だった柴田恭兵が、中年の少しくたびれてはいるが、まだ理想を捨てられない正義派の銀行マンを上手く演じている。

柴田演じる芝野健夫は、自ら担ぎ出したSunday Toys副社長が横領に手を汚していたことに気づき、所属する銀行を守るために、当初この事実を否定するが、ハゲタカに対してSunday Toysの買収を争う入札の土壇場になって、銀行に不利なこの事実をあっさり認めてしまう。入札に負けて重役への申し開きで、「私は、今年44歳になります。人生の折り返し地点はとっくに過ぎた年齢です。しかし、これからの残りの人生を、自分に言い訳しながら生きて行きたくはないのです。」、そう言って芝野は、苦渋の表情で辞表を提出する。「格好いいな。お前はいつもそうだ。だからだめなんだよ。もういい。」重役は、そう吐き捨てるように部屋を退出する。ここまで劇的な話は、現実にはそう在りはしないが、近年益々世知辛さを増す企業社会、芝野のような青臭い悩める中年おやじはあちこちに存在し、中には芝野のような生き方をとってしまう人も少なからずいるのだろうななどと、思って見てしまうドラマではあった。次回から、銀行を退職した芝野が企業再生を通じて自らの再生を賭けたドラマが展開していくようです。