年初から新谷学編集長と「週刊文春」の快進撃が続いています。「昨年は１冊もなかった完売が今年は早くも３冊。販売部数は４１万部強（昨年上半期）で総合週刊誌のトップを走ってきたが、最近は５０万部を越える号も出ている。」と３月２０日産経新聞電子版は報じています。ざっと振り返ってみても、
１月１４日号 ベッキー不倫疑惑
１月２８日号 甘利経済再生担当相の金銭授受疑惑
２月４日 号 甘利経済再生担当相の金銭授受疑惑第２弾
２月１８日号 宮崎謙介議員 不倫疑惑
２月２５日号 神戸連続殺人事件 元少年Ａ直撃取材
３月２４日号 ショーン川上 学歴・経歴詐称疑惑
まさに醜聞スクープのオンパレードです。編集部は約６０人の所帯を維持し、うち４０人がスクープ取材にあたる特集班体制を維持し、大きなネタでは１０人近い取材班を組み「長期取材のために“潜る”」ことができる組織力が醜聞スクープの原動力のようです。
ネットの普及と長引く経済の低迷により、週刊誌の売れ行きは相当程度落ち込んでいるものと思われますが、週刊文春の快進撃がどこまで続くのか、氣になるところです。
