エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

Episode2 Blue Sky Fish B

さて、第二話のB partは、Rentonが旅立ちを決意するまでの、比較的長いせりふの多い場面で、聴き取るのがかなり難しい。

Fearless Leader Hollandの敵陣突破の決意に対して、Mattheiuが、また、Amita DriveをEurekaに届けるために、Refで飛んできたRentonについて、Eurekaが、それぞれ、“Reckless”と言っています。「無茶な」というのが、この形容詞です。そして、Hollandは、爺ちゃんからも、“You bring me nothing but trouble.”=「お前は、とんだ疫病神だ」なんて言われています。“What the hell are you doing here?”このHellは、A partの“Heck”と同じような使い方ですが、Heckよりもきつい表現で、爺ちゃんのHollandに対する敵意を表しているとも取れます。“How long have you been loitering here?=「いつからこのあたりをうろついておったんじゃ」、Loiter、うろつくなんですね。

なぜなら、HollandはいなくなってしまったAdrockとDianeに因縁浅からぬ人物で、爺ちゃんとしては、Rentonに“Nomal happy life”を送ってもらいたいと言うささやかな希望には、好ましくない存在と映ったからでした。しかし、Hollandは、“You don't believe in what you are saying, do you? You are just fooling as to what you realy believe.”=「あんたは、そんなことを信じちゃいない。本当に信じていることを誤魔化しているんだ。」

“I do not get it. What should I be doing?”「わかんない。どうすればいいんだ。」迷うRenton。そんなRentonにHollandは、たたみ掛けます。“That something you have to decide. What it is you believe in, what you decide to do with that belief, is that all of your responsibility. It's up to you to ride the wave or to let them die”「それはお前が決めることだ。何を信じるか、信じたことで何をするか、それはお前の責任だ。波を生かすも殺すも、それはお前が決めることだ。」

Eurekaを助けたいと言う思いを信じることで、Eurekaを救う力が生まれる。俺はそれを証明したい。だから俺は信じたんだ、Renton。それに対して、Holland、だったら一緒に来い、「彼女もそれを望んでいる」=“I'm sure that she wishes for,too.”Hollandに言われて振り返れば、EurekaもRentonを見つめていた。“You should come with us. It's just there is no one else. It has to be you.”=「一緒に行こう。君じゃなきゃだめみたい。」Eurakaの殺し文句に、もう後には引けなくなったRenton。

ちなみに、退却の意味で、“Pull back”とRentonとNirvashが起こしたSeven Swellを見て慌てたHollandがMatthieuに叫んだ言葉。また、連邦空軍出雲に乗り込んでいたDominicは、“Retreat”を使っていました。どちらも同じ意味と考えて良いでしょう。しかし、Eurekaに手を握られてしまったRentonにとって、Pull backもRetreatもあり得ないのは火を見るより明らかなことでした。