エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

交響詩篇エウレカセブン 13話 The Beginning A

交響詩篇エウレカセブン 第13話 The Beginningは、Eurekaに導かれて、Coralianの巨大な雲の中、Zoneに突入したRentonが、生還して意識を取り戻すところから始まる。傍らの操縦席には、まだ気を失ったままのEureka、そして、Nirvashを急襲したあの黒いLFOがいる。Eurekaをこのような目に合わせた黒いLFOに思わず駆け寄ると、中にはZoneの夢の中で出会ったあの少女がいた。驚くRentonに、“Put both hands behind your head. Turn around to face me.”= 「両手を頭の後ろに組んで、こちらを向け。」“Don't even think about moving.”=「ここから一歩も動くな。」。RentonとDominicの初めての対峙。

Zone突入後、同じようにおかしくなっているEurekaとAnemone。投与すべき薬を求めて近隣の町Salisa OrneまでBikeを走らせようとするDominicの前にRentonが立ちはだかる。“Who the hell are you? You're in my way. Hurry up and move.”=「何だ貴様。じゃまだ。早くどけ。」 “I want you to take me with you.”=「俺も連れて行け。」 “What a pest. Go away.”=「くどいぞ。断る。」 “If you refuse to take me with you.”=「連れて行かないのなら...」 “Yeah, what.”=「なら、なんだ。」 “You're not getting away here anyway.You are missing this.”=「あんたはどこへも行けやしない。これ、返さないよ。」 “All right. You're enough fooling around. I really will shoot you, you know.”=「返せ、ふざけやがって。本当に撃つぞ。」 “Go ahead.”=「撃てよ。」 “I will.”=「何?」 “I'm pretty sure you don't know how to fix this.”=「これは、あんたには、直せない。」 “What! The muffler!”=「マフラー!」 “I can fix it. But, in return, you have to take me along.”=「直そうか。その換わり、俺も連れて行ってくれ。」好きな女(ひと)を救うために、銃による脅しも全く恐れないRenton。この場面で流れるBGMは、「秘密基地」だ。pestはplagueに通じ、厄介者、迷惑な人の意。

一方、月光号では、Hollandが二人とNirvashの回収に出撃することを主張する。空軍と鉢合わせになる危険を心配するCrewに、“That's all the more reason to go. We can't afford to hand those two and the Nirvash over to the military. Am I mistaken any of that?”=「だったら、なお更だ。あの二人とNirvashを軍に渡すわけにはいかない。俺は何か間違ったことを言ってるか。」 all the moreで「いっそう、なお更、かえって」。be mistakenで「間違っている」となる。用例は、He said so, if I am not mistaken.=「私の勘違いじゃなければ、彼は確かにそう言ってました。」 He is mistaken in his ideas about education.=「彼の教育に対する考え方は、間違っている。」

Salisa Orneの町に着いたRentonとDominicは、病院を探している。“Head west. You know you could at least give me one simple word of thanks.”=「とにかく西、つーか、お礼の一つもを言ってもらいたいもんだけどね。」 “I keep telling you we've got to go west.”=「だから、西だって(言ってるだろ)。」 “Sorry, but is west the direction of the hand that you hold your fork with?”=「すまんが、西ってのは、フォークを持つ手の方か。」 “This guy really is nuts.”=「やっぱ、本物だ。」 nutは本来「木の実」、転じて「核心」、「留めねじ」だが、複数形nutsには、ballocksの意味があるのでその辺りから悪口になっているのだと想像される。