エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

交響詩篇エウレカセブン 14話 Memory Band A

交響詩篇エウレカセブン 14話は、途中から見始めた人のためのまとめ的な色彩が濃い内容で、Renton、Stoner、Dominicの独白で構成されており、Episodeの性格上聞き取る内容が非常に多く、Hearingの困難さは覚悟していた。ただ、単なる今までの物語を再編集したと言うものではなく、今後の物語りの展開につながる謎をもう一度考え直して顕在化させるという感じの出来の良いまとめ編ではある。

ところで、ちょっとしたきっかけがあって、「新世紀エヴァンゲリオン」の第3話まで、さっと見てみました。面白いです。そして、操縦者とRobotの心が交わって、Robotが勝手に動くと言う設定は、Eurekaが元祖ではなく、Evaだと言うことを発見しました。しかし、主人公、碇シンジは、アムロに勝るとも劣らない根暗で、相当なもんです。これを中和する役割を担っているのが、ミサトのようですが、ミサトの絵からこんなキャラとは思いもよりませんでした。ミサトを始め、女性は美人が多いのは良いとして、Evangelionは、個人的にはちょっと気味が悪い。Robotについては、何と言ってもGundamは格好好い、EurekaのLFOはちょっと不細工なのに対して、Evaは気味が悪い、と言う印象です。シンジじゃなくても進んで乗りたいとは思わない代物です。

新世紀は、庵野監督とGAINAXの作品だが、タツノコプロの名前も出ているので、調べてみると同社も主力ではないが、作品製作に参加していたようです。このAnime製作会社は、半世紀にも亘って生き残ってきた立派な会社ですが、私は何故かここの漫画の絵が生理的に合わないのです。「宇宙エース」(古!!!)、「マッハGoGoGo」(北米でも人気の有る古典的作品)、そして、ガッチャマンと全て絵が嫌いだったので、ほとんど見ていなかった。もちろん、Evaは、GAINAXが前面に出た作品で、絵も昔のタツノコプロのものとは異質ですが、Evangelionに気味の悪さを感じると言うことには、偶然とも思えない何かを感じてしまいます。そして、何と言っても、私は、真っ直ぐなRentonが好きなので、Eva-Eureka論争となるとEureka支持に回るんでしょうね。あまり意味のない論争にも思えますが。

さて、第14話 Memory Bandは、冒頭Rentonの独白で始まります。“The sudden disappearance of the Coralian made a huge impact on the surrounding area. All the Trapars disappeared along with it. And in the battle that had ensued right before that happened, the Gekko was hit by the missile. Also, because of the huge amount of reflection films that we lost when the missile struck, not only we were unable to increase the speed, we couldn't return to the ultra high-altitude Lay-Line. And for all, that was not enough, we discovered that we were ranked at the top of the country's most wanted list. Um, he's been at the top of the list for a while. And so, we've been wandering around while cruising at super-low altitude.”=「Coralianの消滅は、その周辺からTrapar自体を消滅させると言う大きな影響を残した。その直前に行われた軍との戦闘で、月光号は被弾。剥がれ落ちた大量のReflection Filmの影響で、速度を上げるどころか、高高度Lay-Lineにさえも戻ることも出来ず、挙句、全国お尋ね者選手権ランキングに堂々の上位入賞。あっ、この人は前からだけど。でもって、超低空飛行のまま、彷徨っている訳です。」

ensueは、続いて起こるの意、the eusuing yearで「その翌年」、followingとほぼ同義だがensueの方が若干硬い感じか。Altitude、高度、標高、海抜など。

“Since the incident, Eureka has been sleeping in the medical room, receiving treatments from Ms. Mischa. But, she finally woke up today, and was actually able to manage to sit herself up. Ms. Mischa was surprised at the speed of Eureka's recovery and said that in a few days she'd be able to return to everyday life as if nothing had happened.”=「あの事件以来、医務室でMischaさんから投薬を受けつつ眠っていたEurekaも、今日は目を覚まして、何とか身体を起こせるようになった。その回復力には、Mischaさんも驚いていて、あと数日もすれば、普段と変わらない生活に戻れるそうだ。」

“Eureka...Not only is she the pilot of the legendary LFO, the Nirvash, but her name is the same word as the one spelt out in my Compac Drive as well as the drive in the Nirvash.  She's the girl I'm in love with. At first, I tought the girl of my dreams had suddenly appeared right in front of me. Well, it's true that she's a little on a strange side and doesn't always make sense. She is like an Angel to me.”=「Eureka...、幻のLFO、Nirvashを操るだけじゃない。僕の、そしてNirvashのCompac Driveに浮かび上がる文字と同じ言葉を名前を持つ、僕が好きになった女の子。最初は、理想の女の子が、僕の目の前に現れたと思ったんだ。確かに、ちょっと変わっているし、どこか抜けているけど、僕にとっては天使に変わりない。」

しかし、Zoon突入後の一連の出来事から、Eurekaが普通の人間ではないことをうすうす感じ始めるRentonは、Hollandに尋ねる。“Please tell me.”=「教えて下さい。」 “Tell you what?”=「何だ?」 What in the world is Eureka?”=「Eurekaって何なんです。」 “Just an ordinary girl.”=「ただの女の子だ。」 “You forced an ordinary girl on the battlefield just saw seeking go through what she went through?” =「ただの女の子を、あんな目にあわせる為に出撃させたんですか?」

“Eureka, I wish I knew who in the world you are.”=「エウレカ、君は一体何者なんだ。」