エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

2016-01-01から1年間の記事一覧

黒田から大谷へ技術の継承

今年の日本シリーズは、広島対日本ハムの対戦となりました。昨夜の第4戦までの対戦成績は両チーム本拠地での2勝ずつで、連日の好ゲームが続き予想以上の盛り上がりを見せています。それにしても、第3戦で見せた大谷選手のサヨナラ打、劣勢だった日本ハム…

米国流民主主義の後退

田中芳樹氏の代表作「銀河英雄伝説」という作品があります。この中で、未来の人類は銀河帝国と自由惑星同盟という二つの陣営に分かれて戦争を戦っているのですが、自由惑星同盟側の主人公でもある楊があるとき民主主義について次のような趣旨のことを述べて…

近代日本の宿痾

今朝の虎ノ門ニュースを視聴しておりましたら、木曜日担当の青山繫晴氏が虎撮りコーナーで横須賀の戦艦三笠記念館に訪ねられたことを紹介しておられました。青山氏は、記念館でご覧になった東郷平八郎連合艦隊司令長官とその参謀たち数人の集合写真について…

鯨肉を提供する寿司屋

とある寿司屋で昼食にちらし寿司を食べていたところ、店主らしき寿司職人がうちはこの界隈で唯一冷凍物でない生の鯨肉を提供する店なのですと自慢げに話しているのを小耳にはさみました。その寿司職人によれば、今時日本で提供されている鯨肉は原則的には、…

プロパガンダ翻訳の危うさ

明治維新以降、我が国は高等教育を日本語で行うという方針を打ち出し、西欧先進国の文化や科学技術の概念を日本語に翻訳して誰でも日本語で高等教育が受けられる教育体制を整備してきました。これが正しい選択であったことは、日本人のノーベル賞受賞者の実…

首相がヒラリー候補とだけ会談した理由

12月15日に山口県で予定されている日露首脳会談、もしかするといろいろとあった今年の中でも最大の出来事になるかもしれません。共同通信社が伝えるところによれば、期待は膨らむばかりです。 インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官…

大統領選挙の行方と英語

2016年米国大統領選挙まで1箇月を切りました。NHKはじめ日本の報道機関が伝えるところによれば、クリントン候補が優位を保っているようです。米国でもCNNなどはクリントン押しの報道が目立つようで、これを受けて我が国の外務省はクリントン氏の…

究極の身体を目指して

初老にさしかかったといえる年齢ですが、身体を鍛えるのは趣味のようなもので、10代後半からずっと続けています。何をやっているのかというと、基礎体力を維持するために水泳を週1回、ジョギングを週1回から2回といったところです。その他朝のラジオ体…

アルファベットは目に飛び込んでこない

英語などの欧州言語を相当一生懸命勉強しても、日本語を母国語とする人間にとって、アルファベットはなかなか目に飛び込んでくるようにはならないものです。よほどの語学の才能に恵まれた人を除いて、アルファベットが漢字と同じように目に飛び込んでくると…

米国大統領候補公開討論会をつかって英語練習

昨日26日は、民主及び共和両党の米国大統領候補による討論会が行われました。大統領選挙の行方を占う重要な行事であるとされています。世の中便利になったもので、この様子は全てYou Tubeなどの動画に上がっていて、パソコンがあれば何時でも無料で視聴す…

英語を学習するなら

昨日の記事では、英語の公用語化に断固反対の意見を投稿したのですが、とはいえ外国語の勉強はとても有意義ですし、どうせ学ぶならば実用性の高い英語ということになるのは理解できます。私自身中学以来これまで英語を身に着けようと努力をしてきた者なので…

英語は使えた方が好いが...

「社内、英語化」でググってみると、名の知れた大企業などがけっこう社内に言語の英語公用語化を進めていることに驚きます。楽天は有名ですが、ユニクロのファーストリテイリング、外資系企業となったシャープ等の名が挙がっており、その他多くの大企業が英…

シン・ゴジラはまだ見てない

東宝制作のゴジラシリーズ第29作品目、「シン・ゴジラ」が評判になっています。が、まだ劇場に足を運んでおりません。多分このまま見過ごして、DVDが販売されてから見ることになるのでしょう。このシン・ゴジラ、総監督・脚本を庵野秀明氏が担当した作…

天皇陛下のお言葉に関する各紙の報道

まずは、読売新聞の記事、最低でもこのくらいの礼節は守るのが常識です。=== 読売新聞電子版 ===「象徴の務め困難に」天皇陛下、生前退位を示唆 天皇陛下は8日午後3時から、国民に向けたビデオメッセージで「高齢になった天皇の望ましい在り方」につ…

NHKに変化の兆しか2

近頃まで特定の論客陣で偏った主張を垂れ流すことに邁進していたNHK第一の「ビジネス展望」が「社会の見方・私の視点」と衣替えしてしばらく経ちます。論客陣もある程度入れ替わり、また、大幅な増員が断行された関係で、主張の幅もそれに伴って広がり、…

都知事選真っ只中の新聞報道

平成28年7月は、都民にとって、前半に参院選挙が行われ、後半には都知事選挙の投票という選挙月となりました。現在都知事選の真っ最中、自民党が分裂選挙となったことから、当初は野党統一候補の勝ちが決まったようなものと思われましたが、ここまで予想…

英国国民投票の結果を受けて

6月24日、現地時間では23日は、歴史的な一日になりました。 「戦争と平和」で、商人国家とトルストイが散々こきおろしていた英国と英国人でしたが、「国家には金儲けよりも大事なことがある、という選択を僅差で選んだ」というのが個人的な評価です。 …

NHKに変化の兆しか

「ジャパンデビュー」のような史実に反する反日番組を制作し、醜聞・不祥事を連発させるNHKに変化の兆しが出てきたような印象を受ける報道ぶりが散見されるようになりました。台湾関係の報道に関しては、報道しない自由を行使してきたはずですが、45年…

消費税引き上げ再延期の日

平成28年6月1日、安倍首相が国会閉会に当たって、消費税引き上げを2019年10月まで再延期することを公式に表明しました。「延期」ではなくて「凍結」又は「諸費税減税」を求める声もありましたが、とりあえずは朗報です。予定通りの引き上げを決め…

風雲急の保守論壇

平成28年もその四分の一が終わろうとしています。支那経済の不調と原油安が理由の株式市場暴落で始まり、わずかな時間の中で様々な事件が起こった第1四半期、世界情勢は急速な展開を見せています。予算が国会を通過し、5月に伊勢志摩サミット、7月参院…

週刊文春による醜聞快進撃

年初から新谷学編集長と「週刊文春」の快進撃が続いています。「昨年は1冊もなかった完売が今年は早くも3冊。販売部数は41万部強(昨年上半期)で総合週刊誌のトップを走ってきたが、最近は50万部を越える号も出ている。」と3月20日産経新聞電子版…

ミニ・スーパーテューズデーを前に

衰えたとはいえ世界の覇権国米国の元首を決める4年に一度のお祭りが大統領選挙です。世界の注目を一身に集めてしかるべきですが、今回は共和、民主両党で異例の候補者がここまで走り続けて、本流候補を脅かすという、これまでの選挙では見られなかった光景…

反マイナス金利政策の大合唱

昨日、2月9日(火)の金融市場は、文字通り火の車状態でした。国債市場では、10年物が遂に−0.035%のマイナス金利を国内で史上初めて記録し、円高が114円台まで進んだことを受けて株式市場が暴落しました。 黒田日銀がデフレ脱却のためなら手段…

日銀マイナス金利の意味など

先月、1月29日に日銀政策会議の結果打ち出された黒田バズーカ3号ともいえる、「日銀マイナス金利政策」は、量的緩和策の1号、2号に比べ、難解で市場はこれを十分に消化できたのかいまだによく分かりません。この政策決定に当たっては日銀委員の票も割…